
毎年、春になり、花枝が伸びて、蕾がポツンと見える頃に蕾が黒くなって枯れることが多いのですが、病気なのか、害虫の被害なのか分かりません。ひどい時は、半分以上の蕾が枯れてしまいます。原因は何でしょうか?
クロケシツブチョッキリという、体長2〜3mmほどの、口端の長い黒褐色の小さな虫が正体です。別名バラゾウムシとも呼ばれています。体は小さいが、被害は最大級で、忍者のような害虫なので、捕まえるのに苦労します。
この虫が、小さな蕾や新芽の先端の内部に卵を産みつけるために起こる被害です。産卵した部分は、やがて乾燥して枯れ、地上に落下します。地上に落ちた蕾や新芽の中で、サナギで過ごし、成虫になって産卵のパターンを繰り返します。厚い甲羅を着けた虫なので、殺虫剤は効きにくく、決め手がありません。
忌避効果をねらった散薬と、早朝の活動時の捕殺が有効です。素早くポロッと地上に落ちて逃げるので手のひらや器で、しっかり受取るのがコツです。枯れた蕾や新芽は、地上に落ちる前に処理してください。そのままにすると、どんどん増えて困ります。
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